RZ250 キャブセッティング

一気に冬の様相となった今日この頃。

RZ250のキャブセッティングの時期到来。

確実に低中速のツキが悪く感じる。

まず、エアースクリューを1回転+1/4から1回転戻しにして先日から走ってる。

良さそうに思うがニードルジェットのサイズを変更したいと思った。

現在、P-6が付いてるがP-8かQ-0が有れば変えてみたい。

しかしYAMAHAの部品設定を調べたがミクニ 345タイプのニードルジェットはP-6まで。

それでは、ニードルジェットの設定を変えてみようと思った。

現状のジェットニードルのテーパー角の始まりの位置とアクセル開度との関係を調べてみた。

写真1、テーパーが始まる位置にマッキーで印付け。

写真2、ストレート部からテーパーに変わる位置でのカッタウェイーの位置関係。

写真3,アクセルにテーパーの開始タイミングをマーク。

実走で確認してみると、巡航しててアクセルを開けていくと加速するポイントと一致。

何度かやったがやっぱり加速のポイント。

次はジェットニードルのクリップ段数を上げて、早めにテーパーポイントくるようにして試してみる。

写真4,YAMAHAの価格表から4L0-14141がノズルメイン(ジェットニードル)で末番がサイズ。

RZ250 CIBIE

夏ごろからヘッドライトのロービームが暗いなと思ってた。

夜、走ることが少ないので後回しに。

Ast RIDEも終わりFD23やDUCATI Scramblerの整備も一段落したのでRZ250のヘッドライトの原因究明をすることにした。

H4バルブのコネクターで電圧をテスターで計るとLO、HIとも12.2V。

HIビームは普通の明るさ。

とりあえずはバルブコネクターから配線を辿る覚悟を決めヘッドライトカバー内から左ハンドルスイッチへの配線を抜きビニールテープを外して長い探検の旅に出発したはずが。

結論は、一番最初に外したH4バルブのコネクターの端子が固定できてなかった事が原因。

とりあえずコネクター端子を外して腐食をみようとしたがスッとLOビームのコネクター端子が外れた。

何度も使いまわしをしてたのでコネクターに引っ掛かる「返し」が凹んだままだった。

H4バルブにコネクターを接続するときにコネクターに固定できてなかったのでバルブを差し込んだ時に接触はしてるがキッチリ差し込めてなかった。

電圧をテスターで計測すると電圧は出てたが端子の接続面が狭く電流が少ししか流れない状態でLOビームが暗くなってしまってた。

LOビームは暗いが照度が変化することはなかった。

夜、テストで走ってみたが明るさは戻ってた。

9月にヘッドライトの反射板が経年劣化で曇ってきてるかもと思いCIBIEのライトを買ってた。

ようやく実力を発揮。

次は、RZ250のリアキャリパー交換かFD23のステップの制作か。

Scrambler タコメーターの照明

Scramblerに付けたSTACKのタコメーター照明の色が気に食わず色々考えた。

電球を変えるのが一番良いがレンズ部の外し方が不明。

どうしようと考えてて以前に山野さんからSUZUKIの耐久レーサーは外部から照らしてたとコメントを頂いてたのを思い出した。

光は色が混ざれば透明になるのを利用してLED電球で外から照らす事にした。

パネル電球の交換方法が判るまでこれで行っておこう。

写真1枚目、銅パイプにLED電球を仕込んでメーターパネルにビス止めにした。

写真2枚目、これくらいで良いか。

写真3枚目、白色LEDを塞いだ時の色。

FD23と雑誌

とある雑誌にFD23の写真を載せて貰ってる。

紹介文にTZ250の車体にFZR250のエンジンを載せたと書いてもらってますがフレームは書類無しのDX250です。

クラシックTZ250を潰したのではありませんので。

TZ250って書いてもおかしくないレプリカに見えるって事で嬉しいのは嬉しいです。

ガソリンタンクはアルミのインナータンクに自作FRPタンクカバーです。

ビックシングル キックスタート

画像はO.S.WEB MAGAZINE Vol.07より

先日、前に乗ってたSRX-6に会えた。

その時、久々にビックシングルのキックスタートをさせてもらった。

懐かしい思い出が蘇ってきたが忘れる前に、私なりのキックスタートの儀式を書いておこう。

よくSRやSRXの人がクランキングと称する行動を行ってる。

これは圧縮上死点を探してる。

画像の3の工程。

これはクランキングしててこの場所でひっかかりバルブとピストンの位置関係がわかる地点。

それでSRの場合はデコンプレバーを引き圧縮上死点を越させる。(SRXの場合はオートデコンプ)

圧縮上死点を越えればキックスタートのタイミング。

理想は排気上死点(画像4)手前の地点でキック。

体重を掛け一気にキックを踏み込むとエンジンがかかる。

とうまく行けばよいが。

ここから私なりの儀式です。

エンジンが掛かる三大要素は「良い混合気。良い圧縮、良い点火」。

圧縮や点火が悪いのは論外なんで問題は「良い混合気」。

空燃比が重量比で空気14.7に対してガソリンが1が理想とされてるが少し濃い目が良いとの説もある。

エンジンが冷えてる段階でのスタートはやっぱり濃い目でキックしたほうが掛かると思う。

このガソリンの濃さをどうするかで私なりにやってた方法です。

画像1の掃気工程はシリンダー内がピストンが下がると負圧が大きくなりキャブレターを通過する空気の吸い込みが大きくなる。

掃気のタイミングでキックするとキャブレターのガソリン吸込量が大きくなる。

但しアクセルは開かない。

アクセルを開けてるとフロートに溜まったガソリンを吸い上げる負圧が低くなる。

ガソリンが出てくる穴付近で最大の負圧を発生させるため流れる空気のスピードを上げる。

アクセルを開けてしまうと空気が通る面積が増加し流速は減る。

10の空気をシリンダーに送るとき通路が狭いと早く流れないといけない。

同じ空気量なら通路が広いと余裕が出来てゆっくり流れる。

冬以外は何度かクランキングしてると徐々にシリンダー内のガソリン量が増えていき掛かる前にマフラー内で軽く初爆のような音がする。(私のはそれが目安でしたが無いのもあると思います)

これで一気に踏み降ろすとエンジンが掛かる。

って感じでした。

また冬のチョークのタイミングですが初爆のような音がした後にチョークを引きキックを踏み降ろしてました。

クランキング時はチョークは引きません。

もし掛からなかったらチョークを戻してキックします。

一番に心がけてたのはシリンダー内のガソリンは薄めから儀式を始めるってことでした。

濃くなってしまうとなかなか掛かりません。

また始動後、アクセルを開けた時にプスンとエンストする時がありましたがこれは最悪でプラグがカブってしまった可能性が高くすぐには掛かりませんでした。

ややこしいこと書きましたが体力が有ればアクセルを開けない状態でキック&キックでも掛かります。

私も最後のほうはクランキングが邪魔くさくていきらりキックしてました。

だいたい3発までに掛かってました。

最後にもう一度、「アクセルは開けない」です。