まずはヘッドのフェーシング。
買った時、店でヘッドとBBシェルのフェーシングを頼んだが何やかんや言われてやってもらえなかった作業をやっと済ませた。
ヘッドのフェーシングは玉当り調整でごまかしてたが直ぐにアヘッドにガタがでてた。
そんなに影響がなかったので見て見ぬふりをしてたがやっと出来た。
フェーシング後の状態。
パイプのカット面とパイプの内面が削られてる。
撮りやすいので上部の写真やけど肝心なのは下部。
上部同様に加工した。ヘッドパーツ組んでフォークをセットしてみたけど気持ちよい。
次はシートポストのリーマー処理。
これもキツかったのを見て見ぬふりをしてた。
これも気持ちよくスパっと止まって緩めると程よい抵抗でシートポストを上下できた。
いままでスクエアーシャフト仕様やったのをウルトラトルク用に左側もフェーシング。
左側は全く垂直面が出来てなくて1mm強削らなければならなかった。
そのためBBシェル幅が65.5mm位になってしまいカンパの指定幅を大きく下回ってしまった。
これは削る前にノギスで測った時に判ってたんでドンドン削りまくったった。
カンパの指定は67.2mmから68.8mm
ここにはスペーサー(シマノのリアカセット用1mm Y1Z807000 Low Spacer)これを左右に一枚ずつ使えば丁度収まる。
今のカーボンフレームや、量販メーカーのフレームならこの辺の作業は必要ではないだろう。
熱歪みが考えられないのと工作精度が上がってるからね。
やはりフェイシングと、タッピングは肝ですね。
昔、MTBのEタイプ(BB固定式)の前メカを組んだとき、最後の締め付けでメカ固定部が反れていくのに悩まされたことがありました。
こんな道具も知識もなかったので、締め付け前に位置固定ボルトを先に締めてからBBを締め込んだ記憶があります。フェイスが出ていなかったんですね。
しかし、ご自分で処理できる道具を持っておられるとはサスガ。
趣味にする前は、シートポストにギザギザの跡が出来てもそんなモンだと思ってました。
追記
先日はわざわざありがとうございました。
思っていた感じと違ったので最初気付きませんでした。
なんせ、初めてお会いしたのが飲み会で、次はバイクのヘルメット姿でしたので、もうすこしオッチャン風のイメージでした(スミマセン)。
ガッチリしててシュッとした人が来たので・・・
次は一度実走でご一緒しましょう!(置いて行かれそうや・・)
とらちちさん、こんにちは。
> MTBのEタイプ(BB固定式)の前メカ
このタイプやとフェーシングはやったほうがいいですね。
前メカプレートが曲がっても緩まなければプレートを修正して使えるでしょうけど緩みやすいでしょうね。
ロードの場合、フェーシングとタッピングがいい加減ですとBBの締め付けの最後でクランクの回りが硬くなってしまいます。
(反対に少し緩めた時の回転と締めこんだ時の回転のしかたに差があるとフェーシングとタッピングが出来てない事になります)
工具は円高のおかげです。
BBシェルのフェーシング工具とタッピング以外は嘘って思う値段でした。
今、同じBBシェルのフェーシング工具が1万円少しで買えます。
今持ってる工具を今買うと5万円までで揃うと思います。
突然アポなしで行きましたので判らないのも当然ですね。
最近、乗れないぶん自転車イジリばっかりやってるの私が置いていかれるの確実です。
Ueno工房 全開ですね(^_^)
私は機械音痴なので、まったく脱帽です。
>今のカーボンフレームや、量販メーカーのフレームならこの辺の作業は必要ではないだろう。
そうなんですか。カーボンだとやらないんですかね。
カーボンってBBもカーボン???
あ~機械音痴はさっぱりわからなくなっちゃいました(^_^;
たーさん、こんばんは。
これは私が勝手に思ってるだけなんですがカーボンフレームのBBシェルにはアルミを使ってる事が多いと思いますが機械工作で旋盤とかでキッチリと作られてると思います。
それをカーボンフレームには接着剤で固定されてるのでアルミを熱で歪ませるような事がないので必要ないフレームが殆どだと思ってます。
(加圧や加熱工程が有ってもアルミを変形させるほどでは無いと思います。)
クロモリやアルミフレームではBBシェル辺りに溶接工程で結構な熱が入って作業前にタップ立てたりフェーシングしても熱変形してもう一度組む時に必要な作業になると思ってます。
熱が冷めてからタップやフェーシングしてくれてるメーカーも有るかもしれません。
BBをBBシェルにセットするときにネジが固い時は熱歪がでてる可能性があると思います。
このへんはメーカーによるとは思います。
松本さんはこのへんはきっちりしてはったのでたーさんのは大丈夫ですよ。
(松本さんに組んで貰ったMURACAは何もしてません。)