コンタドールは強かったと印象づけての余裕の勝利で終わった。
そんな今年のジロやったけど第19ステージのパオロ・ティラロンゴの優勝は良かった。
ティラロンゴとはイタリア語での「長く引け」らしい。
アシスト一筋な競技生活でジロでチャンスが来てライバルチームのエースがサポートに回るという面白い状況が見られた。
コンタドールのコメントを見てもいかにティラロンゴに感謝してるか良くわかる。
この辺の関係って日本人にはよく判る感覚。
親方様に絶対忠誠を尽くす武将の関係に似てるのでは。
今年ティラロンゴもサクソバンクという道もあったと思うがアスタナと契約したからには最後まで最善を尽くすと残ったらしい。
こんな要素を考えるとスポーツの中でもより自転車ロードレースって日本人好みな要素があると思う。
追記
jaja51さんが「ジロはアナログでどことなく手作り感」とコメントを書いてくれたが、三船さんがジロを表して「世界一のローカルレース」とblogに書かれてた。
なるほどと思った。
ツールとは根本的な部分が違うねんやろね。