最近、おっさんの小さな心を揺さぶる商品企画が多いと思うな。
私は団塊の世代ではないが団塊の世代をターゲットにしたマーケティングが展開してるんやろか。
「ALWAYS 三丁目の夕日」の続編がもうすぐ封切られる。
昭和30年代40年代を思い起こさせられる。
町並みとかだけだったら良いがその町角で玩具をねだって寝転んだ事も思い起こさせられる。
ここに大人買いの芽がぷつっと出る。
寝転んで手足をバタつかせた頃の欲求はとうに満足してる。
ちょっと大きくなり分別が付いた後「欲しかったけど無理やと諦めてた物」が今になったら「買える」と思った時が危ない。
すでに大人買いしてしまったものは自転車のカンパの部品、一眼レフのカメラ。
フルレコードで揃えなかった事や、わざわざレンズの種類が少ないオリンパスを買ったのはまだブレーキが効いてると思う。
昨日のミーティングでスロットレーシングカーの話題が出た。
大流行したのは私が小学校の低学年だった時。
数年前からトイザラスなんかで玩具のスロットレーシングセットを目にする度に指をくわえて見てたのを思い出す。
もう一つは鉄道模型。
そのころNゲージは種類も少なく主流はHOゲージだった。
これは玩具を越えた値段やったから子供心に違うものと思ってた。
HOゲージは場所も取るからそうそう簡単には出来るものではなかったがNゲージは3X6のコンパネの面積で十分楽しめそう。
講談社の「昭和の鉄道模型をつくる」やデアゴスチーニの「週刊 蒸気機関車C62を作る」で鉄道模型が頭の中に居座ってる。
C62のほうは、写真では立派に見えるけど写真栄えしてるはず出来たらがっかりかもと考え自分的にはボツ出しできた。
講談社の「昭和の鉄道模型をつくる」は模型店で買うと半額くらいで出来るとか。
こっちはちょっとやばそう。
心にディスクブレーキを装備しとかんと。
今は夕焼けは大好きやけど子供の頃は大嫌いだった。
学校から帰り宿題をさっさと片付け母親に「遊びに行ってくる~」と言うと「暗なるまえに帰っといでや」という言葉を背中に受けてダッシュで遊びに行ってた。
夕焼けになると家に帰る時間なんで嫌いやった。
今は夕方のちょっと赤みがかった色で見る町並みが大好きなのはそのへんの思い出があるからかも。